あえて琴奨菊にキツイことを書いてみたいと思う。
生まれ変わった琴奨菊が見たいから・・・。
もともとこれと言った技もなく
しいていえばポコポコと前に出て
腹で押していくがぶり寄りくらいなもので、
大関まで上がったのも不思議なくらい。
今回の悲劇は一年前の初場所で優勝したのが
原因であろう。
さらに追い打ちをかけたのが結婚。
優勝はするし結婚はするし
浮かれ過ぎていたのは確かだ。
あちこちのテレビによく出ていたし
実力もないのに、稽古はしていなかったという。
初場所で優勝しなかったら、
くやしさをバネに上を目指して
本気で稽古をしていただろうと思う。
何が間違ったのか優勝してしまい
自分が「相撲界では一番強いんだ！」みたいな
とんでもない錯覚を起こしてしまったのだろう。
横綱昇進まで騒がれていたが
自分がなんで優勝したんだろう？と言う
分析もせず、
土俵に上がり続けているうちに
横綱昇進どころか、大関でいる事すらままならない・・・。
どこを直したら次は勝てるか？
いろんなことを考えて
いろんな角度から稽古をする姿勢はあったのだろうか？
これをいい機会と思い
生まれ変わって稽古に精進しなければ
大関には戻ってこれないと思う。
今、やらなければならないのは
死ぬ気になって頑張る時ではないだろうか？
人と同じ量の練習ではそれまで。
人の3倍ぐらい、それも考えながらやること。
人間死ぬ気になってやれば
必ず結果は付いてくるもの。
今の琴奨菊にその根性はあるだろうか？
あると信じて
来場所の活躍を見守りたいと思う。
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